アキレス腱断裂手術3ケ月後の状況
アキレス断裂後95日目、手術後87日目、退院から82日目
内山式装具を使い始めて76日、外してから25日が経過しました。
アキレス腱断裂手術3ケ月後の状況
日常の歩行
装具なしの生活で約1ケ月が経過しました。
状況は2週間前のBlogに書いた「歩行時の姿勢も歩く速度はほぼ通常で、周囲の友人からはもう全然わからないねと言われている状態」と特に変化がありません。
朝の出勤時や、長いデスクワークの後などは、少しアキレス腱が”つっぱる感じ”がして、少し歩きにくいのです。
そんな時は数回、かかと上げ(カーフレイズ、ヒールレイズ)をしてから歩き始めると、その違和感がとれ、また普通な歩き方に戻ります。
あらためて感じるふくらはぎ筋肉
装具を外すまでの期間は、足裏とふくらはぎの2つの筋肉をつなぐ部分であるアキレス腱自体が弱っています。
なので、強いトレーニングができませんから、この筋肉が弱っていくのを感じながらもなす術がありませんでした。
結果として、装具を外す時には左右のふくらはぎの外周は2cmも違うこととなってしまいました。
2cmって大したことない様に聞こえるのですが、筋肉の断面積でいうと相当な筋肉量で、私自身もびっくりするくらい、ふくらはぎのパワーがなくなってしまっていました。
ふくらはぎの筋肉の現状
アキレス腱手術、入院、ギプス、装具と患足を保護している期間に、患足側のふくらはぎの筋肉である、腓腹筋とひらめ筋が弱ってしまいました。
そのため、患足での片足かかと上げができなくなってしまっています。
1ケ月前は、左足ではラクラクとできる片足でのかかとあげが、患足側ではウソの様にまったくできませんでした。
腰高のテーブルに手をついて体重をかけ、荷重が半分くらいでのかかとあげがやっとのことでした。
筋肉復活に向けて
約1ケ月前に装具を外したそんな状態の時の目標が、全荷重での片足でのかかと上げ(カーフレイズ、ヒールレイズ)ができることでした。

片足でのかかと上げ(ヒールレイズ、カーフレイズ)
最初の頃は、毎日3回、5分ずつくらいの半荷重かかと上げを行っていたのですが、全然荷重を上げることができません。
回数をどんどん増やし、最近は1時間おきくらいにかかとあげを行っています。
また、通勤や勤務中の移動時の普通の歩行時にも、患足を意識して「歩きながらかかと上げ」をしています。
なんだか不格好な歩き方と、かなりのコツが必要なのですが、なかなかトレーニングの時間が取れない中でとっても有効だと思います。
その甲斐があってか、最近は(テーブルに体重をかけて)患足の踵を1~2cm上げた状態をスタートポジションとしたら、全荷重でのかかと上げができる様になりました。
少し長めの距離を歩いた後などは、ほどよく筋肉がほぐれていて、かつ、神経系が反応しているので、軽々とかかと上げができています。
アキレス腱断裂の時系列の流れ
このブログは、40代後半のサラリーマンが、フットサル中にアキレス腱を切ってから、診察、入院、手術、自宅療養、リハビリを経て、復活するまでの約半年間のストーリーです。
それぞれのタイミングでの出来事、考えたこと、あとから思うと「こうしておけば」なんてことをつらつらと書きとどめています。
今、まさにアキレス腱断裂をしてしまった人、手術の方法や病院を悩んでいる人、リハビリに苦労している人、そういった方々に少しでも有益な情報がお届けできれば幸いです。
たまたま、このページに飛んで来れられた方も、一連の流れを順を追って読んでいただくには、このサイトのトップページである「アキレス腱断裂から復活への道のり」に、時系列で全体像を示すとともに、それぞれへのリンクがありますので、サイトのトップページ「アキレス腱断裂から復活への道のり」をご覧ください。