内山式装具を使い始めて3日目、(アキレス断裂後22日目、手術から14日目、退院から9日目)の今日は、アキレス腱を切った先月以来の初出社です。やっと松葉杖が外れ、電車に乗って通勤です。
アキレス腱断裂後の初出社
装具をつけて
装具をつけて、スラックスがはけるのか?
結構、不安でしたが、大丈夫でした。
装具をつける前にスラックスをはいて、裾を膝までめくりあげ、装具をつけて、再度、裾を戻せばOK。
また、装具とセットでもらった靴は黒い革靴なので、違和感のない恰好です。

装具をつけてパンツをはいてみた
駅までの道のり
私の会社は電車の乗り換えが1回、約30分の距離にあります。
今日は、学生は夏休み、会社もまだお盆休みだったり、今年ら始まった山の日と土曜日の谷間の金曜日ということでお休みの人も多いだろうと思うものの、ラッシュは避けたいところ。
となると、6時台か10時台の2択なのですが、初日ということで、10時台にしました。
いつもなら、自宅から駅までは徒歩で5分くらいなのですが、装具をつけると歩幅が1/3くらいしか取れないので、10分以上。時間は短いのですが、カバンを持ちつつ歩くと結構疲れます。
また、普段は気づかないのですが、アスファルトの道路は平らではありません。左右に水が流れる様に、道路の真中が盛り上がっています。
私の右足はヒール、装具、厚底の靴。なので、右足が高く、左足が低くなります。そうすると、うまく右が低い場所(道路の右端)を選んで歩かないと、かなり無理な歩き方になります。
電車にて
空いている日の空いている時間、電車は無事、最初から最後まで座って出社できました。
階段も避けて、エスカレーターを使ったので、駅、電車ともに無事クリア。
前述のとおり、装具はパンツの中に隠れているし、その上の靴も、健常な足の靴と違和感がないため、じっとしていると、ほとんど目立ちません。
電車の中でも特に人目を気にすることなく過ごせました。(逆に、足が不自由に見えないので、道や席を譲ってくれないと思います)
会社で勤務
会社ではデスクワークが中心なのですが、デスクにいるときは、パンツを膝まであげて、装具もベルトを少し緩めて過ごしました。
トイレや打ち合わせの際に、いちいちつけるのは面倒なのですが、緩めることで、そうとうリラックスできるので、この誘惑には勝てず。
帰宅
少しだけ残業をして、まっすぐ帰宅。電車は混んではいないものの、座れるほどではなく、また、まったく目立たない装具のおかげで「席を譲ってアピール」もできず、約30分。
自宅について装具を外すと、3本のベルトのあとがくっきりと。
足にかかるたくさんの負荷を3本のベルトだけで押さえているので仕方ないですね。
お風呂でゆっくり足を温め、リハビリして、無事、初出社を終えられた安堵とともに、今日は就寝。
アキレス腱断裂の時系列の流れ
このブログは、40代後半のサラリーマンが、フットサル中にアキレス腱を切ってから、診察、入院、手術、自宅療養、リハビリを経て、復活するまでの約半年間のストーリーです。
それぞれのタイミングでの出来事、考えたこと、あとから思うと「こうしておけば」なんてことをつらつらと書きとどめています。
今、まさにアキレス腱断裂をしてしまった人、手術の方法や病院を悩んでいる人、リハビリに苦労している人、そういった方々に少しでも有益な情報がお届けできれば幸いです。
たまたま、このページに飛んで来れられた方も、一連の流れを順を追って読んでいただくには、このサイトのトップページである「アキレス腱断裂から復活への道のり」に、時系列で全体像を示すとともに、それぞれへのリンクがありますので、サイトのトップページ「アキレス腱断裂から復活への道のり」をご覧ください。